診療案内

体験者の集い

空見上げて

『お空に子供を持つ天使ママ(パパ)の集まりです、地上に子どもがいらっしゃる方も、いらっしゃらない方もお空の子どもたちは、お友達になっているかもしれませんね。そんなお空の子どもたちについて、いっしょにいっぱいお話しませんか?』
空見上げてでは、流産、死産、新生児死などで、赤ちゃんを亡くされた方のサポートを目的とし、“空見上げての会”を定期的に開いています。

赤ちゃんを亡くすということ

親にとって、わが子を亡くすということほどと大きなショック、耐えがたい悲しみはないと思います。
妊娠、出産、子育てのどの時期であれ、かけがえのない赤ちゃんの死を体験した時、深い悲しみや、向けようのない怒り、自分を責める、さらに無気力な状態や、感情が希薄になるなど、感情のコントロールができなくなる時期があります。
“この気持ちをどうしたらよいのか分からない”と思うかもしれませんし、暗闇の中で迷い込んだように感じるかもしれません。
そして、このように不安定な状態の時には、不安や焦り、孤独を感じることも多いです。

グリーフケア(悲嘆ケア)

“悲しみを癒すには、悲しみを十分に感じることが必要”とよく言われますが、それはとても勇気のいることで、自分の気持ちに共感してくれる人がいて初めて悲しみを十分に感じることができ、本音を出すことができるのではないでしょうか。

深い悲しみは、ゆっくりと時間をかけて心に納まっていく・・・・・。
空見上げての会では、気持ちが心に納まるまでの時間、赤ちゃんの存在を仲間に話したり、赤ちゃんへの贈り物を一緒に作ったりしながら、赤ちゃんへの想いを丁寧に感じる機会を作れたらと思っています。
同じ体験をした人と話ができる話が聴ける寄りそってくれる人がいる話を聴いてくれる人がいる、気持ちの共有ができる、といった体験者の集まりが、少しでも安心できる場になれば、足がかりになればという気持ちで会を開いています。

空見上げての会

“空見上げての会”では、参加者がそれぞれの想いや経験を話し、仲間の話を聴き、情報提供をするなど、同じ経験をした方々と体験を分かち合いながら相互支援できる場を目指しています。
この会では、地上のお子様の有無などでグループ分けをしていません。それぞれのご事情、体験など、相違もあるかとは思いますが、それぞれの立場を認め、分かち合えるような会にしたいと思っております。ただし、大変申し訳ございませんが、お子様連れでの参加はご遠慮いただければと思います。
会は、体験者の方を中心に、助産師、臨床心理士が参加して開催します。
心配なことがございましたら、産婦人科医師、助産師、臨床心理士が対応致しますので、お気軽にお声をかけて下さい。

対象 流産、死産、新生児を亡くされた経験のあるお母さま、お父さま
開催予定日 2か月に1回(第3 or 第4 木曜日)
スタッフ 宮垣よしえ(誕生死体験者)
能町しのぶ(助産師)
渡邉悠里子(臨床心理士)
時間 13:00~14:30
場所 嵯峨嵐山・田中クリニック
参加費 無料
参加のお申し込み
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Tel:075-873-2925(クリニック受付)
※お電話でのお問い合わせの際は、渡邉より折り返し電話致します。お名前とお電話番号を受付にお伝えください。
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