雨が、しとしと、日曜日
ぼくは、ひとりで、
君の帰りを待っていた
ジュリーの歌を思い出す。
タイトルは何だったかな?
「モナリザの微笑」
だった
雨が、しとしと、日曜日
ぼくは、ひとりで、
君の帰りを待っていた
ジュリーの歌を思い出す。
タイトルは何だったかな?
「モナリザの微笑」
だった
おぼえている人もいるだろう
4月10日が何の日か
それは
皇太子ご成婚記念の日
ぼくは
小学校4年生の春の日だった
路面には花びらが落ちている
満開がすぎたことがわかる
もし
散らなければ
年中咲いているサクラを
誰も見なくなるんじゃないかな
折りたたみ傘
長いこと、使っていた
ワンタッチで開く
一昨日に使ったときには
何ともなかった
昨日になって、開かなくなった
ワンタッチのボタンを押しても
開いてくれない
こわれたのだろうか
ある食べ物の名まえを忘れた
イギリスでアフターヌーンティーのときに
食べる小麦粉の菓子
朝から、ときぞき、思い出そうとトライし続けた
夜も9時になって
思い出した
スコーン
いつもそうなのだが、
何かの名まえを忘れたとき
一日でも二日でも
思い出そうとする
やがて
そうだ
と思い出す瞬間がやってくる
卒業式シーズンの3月
医学部を卒業したときの卒業式を思い出そうとする
国家試験も終わったあとだったか
それとも
国家試験の前だったか
記憶があいまいになっている
国家試験の受験のとき
同じ大学の学をが同じ部屋に入れてくれたのが
ありがたかった
このところ、雨ふりが続く
琵琶湖の水がふえているだろう
今年に入ってから
雨がふらなくて
琵琶湖の水位が下がっていた
コロナにかかりました
と言えないふんいきはもはや
なくなったようだ
実はコロナにかかりまして
あいさつ代わりになっている
「何度目ですか」
「二度目なんです」
こんな会話が聞こえてくる
お天気のいい日にプラプラと
歩いていると、あちらこちらの
庭木に、ゆずがぶらさがっている
皮は厚いし、味はすっぱいし、
小鳥は食べようとしない
何日も何週間も
木の枝にゆずがぶらさがっている
ジャムにしてみるとか
皮をサラダに散りばめるとか
使い道はありそうだ
歩きながら、イヤホンをつけている人
危なくないのかな
後ろから自転車が来たらよけられるのかな