妻「投票は何時ごろに行こうかな」
夫「そうだな、早めに行こうか」
妻「9時頃にしようよ。その前に洗濯を終えておくから」
夫「どこに投票しようかな」
妻「どこに入れたらいいの? 今回は」
夫「〇〇党がいいんじゃない」
妻「じゃあ、そうする」
自転車にめいめい乗り、3分ほどの
小学校の体育館へ向かうと
土足対応のシートを歩き
鉛筆で書く
体育館をあとにしてふたたび
自転車に乗って家路につく
投票日の朝はいつもこんな感じですぎるのであった
妻が逝ってしまって初めての投票日を昨日迎えた
投票日の翌日、つまり今朝になって
朝刊を開いたとき
投票に行かなかったことに気がついた
投票日の朝のいつもの語らいがなくなってしまったせいだろうか