珍しくかぜをひいてしまった。せきは出るし、体がだるい。頭はぼんやり。気力がなんとなくいつもよりなくなっている。それなのに食欲だけはふだんと変わらない。りんごがおいしい。しみじみとおいしい。
月別アーカイブ: 2012年1月
雪をかぶった嵐山
夜中に雪が降った。朝、嵐山をうっすらと白く染めていた。日が昇るとあっけなく融けていく。寒さが頂点へ向かって増していく。寒さに体がなれるのは数日遅れだ。その頃にはさらに寒さが強まっていくのだ。
平成25年 迎春
迎春という字を見ると、鯨春と言う字を連想してしまう。鯨はげいと読むし、意味はくじらである。くじらの春というのも新春にあんがいふさわしいような気がする。こんなふうに思うのは、他には誰もいなくて、きっと自分ひとりだけだと思うけれど。迎春と書かれた文字を年賀状に見るたびに、町のあちこちの商店にかかげられたこの文字を見るたびに、くじらが海を泳ぐ姿を想像してほほえましい気分になった。
もし今、干支を作りかえるとしたら、どんなのがいいだろうか? 気まぐれに考えてみた。
鯨 クジラ
猫 ネコ
犬 イヌ
鳥 トリ
白黒熊 パンダ
象 ぞう
蛇 ヘビ
猿 チンパンジー
梟 フクロウ
海豚 イルカ
虎 トラ
龍 タツ
以上、新干支物語である。